AIで学んだ小型ロボット「Microduck」が話題

何があったの?
AI企業Hugging Face傘下のロボット開発会社Pollen Roboticsが、小型ロボット「Microduck」を発表しました。足踏みをしたり、SF映画のロボットのような電子音を鳴らしたり、座ったり、ひっくり返って「寝る」しぐさをしたり、音声の指示でとんぼ返りをしたりといった動きができます。
歩く・座る・立つなどの基本動作は、Nvidiaの技術を使ったシミュレーション環境の中で学習させたものです。Nvidiaのジェンセン・フアンCEOが、ドイツで開かれた「GTC Berlin」の講演でMicroduckと遊ぶ様子を披露したところ、この動画が話題となりました。
Hugging Faceのクレマン・デランゲCEOによると、動画が広まった翌日には予約が2万台を突破したとのことです。年内のクリスマスシーズンに合わせて発送される予定です。
初心者にはどういう意味?
「シミュレーションで動きを学習した」というのは、実際のロボットをいきなり現実で動かして練習させるのではなく、コンピューターの中に作った仮想空間で先に動きを覚えさせてから、現実のロボットに同じ動きをさせる、という技術です。たとえるなら、スポーツ選手がまずビデオゲームや模擬練習で動きのコツをつかんで、それから本物のコートに立つようなイメージです。
Microduckのように、AIが仮想空間で学習した動きをそのまま家庭用の小型ロボットに移せるようになると、今後は特別な研究施設でなくても、身近な場所でAIロボットが活躍する場面が増えていくかもしれません。
私はこう思う
今回は小さいロボットを仮想空間でシミュレートして学習していますが、これがもっと大きな規模でできるようになったら車の衝突実験や、ロケットの飛行実験などに使えるようになるかもしれませんね。
かなり可能性を秘めているニュースだと思います!
今日からできること
- 気になる人は、公式サイトで価格や発送時期などの最新情報を確認してみる
- 「シミュレーションで練習してから実物のロボットに活かす」という仕組みに注目してみる
- AIロボット関連のニュースを今後も追ってみる
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