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元OpenAI研究者、新型AI「Jev」を発表

読むのに約2分 じゅーん
LEVELふつう★★☆

この記事のレベル:ふつう 基本的なAI用語がわかっていると読みやすい内容です。

何があったの?

元OpenAIの研究者で、人間のフィードバックでAIを訓練する手法「RLHF」の考案にも関わったディオゴ・アルメイダ氏が、新会社TypeSafe AI(共同創業者はエリック・ガフニ氏、サーシャ・シェン氏)から新しいAIモデル「Jev」を2026年9月18日の週に公開しました。Jevは文章を生成するChatGPTのような従来のAIとは異なり、あらかじめ定義された選択肢に対して「確率」や「判定結果」だけを返す仕組みになっています。開発者向けにAPI(外部からプログラムで呼び出せる仕組み)として提供されており、公開直後から利用が殺到し、一時的にサーバーの処理能力が追いつかなくなったといいます。料金体系は出力側が無料で、入力側は「100万トークン」ではなく「10億トークン」単位で課金される仕組みだと説明されています。

初心者にはどういう意味?

ChatGPTのようなAI(生成AI)は、質問に対して文章で答えを「作文」します。一方Jevは、あらかじめ用意した選択肢の中から「どれが正解か」を確率で示すだけの、いわば「AIによる仕分け係」のようなものです。たとえば、届いたメールが「重要」か「迷惑メール」かを一瞬で判定する、といった作業に向いています。文章を作らない分、判断のスピードが速く、ある技術者の検証では、同じ作業をChatGPTの新モデルで行うより5〜18倍速かったと報告されています。文章として答えを生成しないので、AIが事実と異なる内容を「それらしく」語ってしまう、いわゆる「ハルシネーション(幻覚)」が原理的に起きにくいとされている点も特徴です。

私はこう思う

質問の答えを文で返さない新しいタイプのAI。上記のように仕分けや条件分岐などに使えば使用トークンも少なく済みそうでお財布にも優しそう。

今後オールマイティなAIだけでなく、こういった何かに特化したものが出てくるとより扱いやすくなりますね。

個人的には音楽などに特化したAIが伸びると嬉しいです。

今日からできること

  • 自分や職場での「分類」「仕分け」「判定」といった単純作業に、こうした特化型AIが使えないか意識してみる
  • AIと一口に言っても、文章を作るタイプと、判断だけを行うタイプがあることを覚えておく

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