AIコーディングで医療費増加?米保険大手が指摘
何があったの?
米国の大手保険会社連合であるBlue Cross Blue Shield Association(BCBSA)が、病院が保険金請求の際に使うAIツールによって医療費が押し上げられているとする分析結果を公表しました。分析によると、患者が「複雑な疾患を抱えている」として記録される件数が急増している一方で、実際に提供された治療の内容にはそれに見合う変化が確認できなかったといいます。この影響により、2年間で約9億4200万ドルの追加医療支出が発生したと報告されています。BCBSAの幹部は、この問題をめぐって保険会社と病院の対立が深刻化していると述べました。一方でAIスタートアップの創業者は、使い方次第でAIが医療費削減に役立つ可能性もあると指摘しており、評価は分かれています。
初心者にはどういう意味?
病院が保険会社に治療費を請求するときは、患者の病状を一定のルールに沿って「コード」として記録します。今回問題になっているのは、AIがこの記録作業を手伝う中で、実際の治療内容は変わっていないのに、書類上は「より重い病気」として記録されるケースが増えている、という点です。たとえるなら、家計簿アプリにAIの自動入力機能を使ったら、実際の買い物内容は同じなのに、記録上の分類だけが高い金額の項目に書き換わってしまうようなイメージです。記録が変われば保険会社の支払いも増えるため、結果として医療費全体が膨らんでいる、というのが今回の指摘です。
私はこう思う
ただでさえ米国の医療費は高いのに、大は小を兼ねる的な感じなのかさらに多額の治療費を払わせられたらたまったものじゃないですね。
ただの風邪でも「インフルエンザの可能性あり」と言われて余計お金がかかるみたいなものなんですかね。
日本でこの機能を実装するときはもっと細かく判別できるような機能で実装してほしいものです。
今日からできること
- AIツールは効率化に役立つ一方、使い方次第で数字を実態以上に見せてしまう可能性があると覚えておく。
- 自分や家族の医療費・保険の明細は、AIが関わっているかどうかにかかわらず、内容を確認する習慣を持つ。
- 「AIが導入された」というニュースを見たときは、それが誰にとって得なのかを考えてみる。
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